春のランカーを GET!

makky1715

2014年03月16日 11:08

早朝の気温は3℃。
まだ冬の気温だが、
ようやくできた時間を楽しまなくては!

風がないのでメバルを狙いに。
ポイントへ着くと穏やかな水面。
あまり魚っ気を感じないが
潮はいい具合に効いているようだ。

まずはトップで攻めるが
反応は得られない。

冷え込みの影響か?
それとも魚がいないのか?

ジグヘッドに変えて
下のレンジを通してみると、

コン!

が、ロッドは引き込まれない。
そのままリトリーブを続けていると

コン、コン、グググッ!
きた!
2度、3度と下に潜り込もうとするのを
ロッドで制してぶち抜く。


しっかりとベイトを食べているであろういい魚体だ。
26cm!


しっかりとくわえている。

さて、連発するか?

同じように攻めてみるが
潮が速くなってきた。

ジグヘッドを重くして
レンジをキープしようとするがバイトが出ない。

そのうちに大量の浮きゴミが流れてきてしまった。
いい感じにヨレができているのだが
ゴミが掛かり釣りづらい。

ゴミが流れ去るまで場所を変えることとした。

空が白み始め、潮も上がってきているので
表層を意識している魚がいるかも?

ここで再度トップに変えてみる。
浅場、流れの際、ヨレと撃ちまくる。

そして、堤防の際。

チョン、チョン、ポーズ。

チョン、チョン、ポーズ。

チョン、チョン、ポーズ、

ゴバッ!!!

ロッドが引き込まれた!

これは、メバルじゃないぞ!
水中で翻った魚体は…、

シーバスだ!

推定50cmほどか?(確かに、そう見えたのだが…)
あわてずにやりとりすれば獲れるだろう。

ロッドを立ててテンションを保ちながら寄せにかかる。


ギューン、ギュンギュン、ギューーーーーーン!

(何だ?この魚、やけに強いぞ。)

浮かせようとしても
全く浮いてこないでラインを引きずり出していく。

ジリジリと深場へ潜っていこうとするのを足で追いかける。

何とか底へ潜られないように止めた。

が、再び底へ向かって突っ込んでいく。

ギューーーーン!

やばい!!止まれッ!!!

こんな攻防を何度繰り返しただろうか。
ようやく浮いてきた。
70cmぐらいか?(確かに、そう見えたのだが…)

が、
ネットが置いている場所とは20mほど離れてしまった。

そこまで引いていこうとすると
またもや鋭い突っ込みを見せる。

必至に耐える。
腕がプルプルと震えてきた。

ロッドの角度だけには気を付ける。






運良く動きが止まった。

ゆっくりラインを手で引き出しながら
ネットのある場所へ近づいていく。

ネットを手にした!


落ち着いてネットを伸ばす。
あわてて何度ツメを誤ったことか。

慎重に、だが躊躇せずにネットへ誘導する。




獲った!!!


ネットを持ち上げると…
重い!

そんなにでかいのか?



太いぞ!
どうりで重いわけだ。


筋肉質のいい魚だ。

そして、思ったよりも長くないか?

計測すると、



82cm!

春のランカーをGETだ!


こんな小さなトッププラグが大きな喜びをもたらしてくれた。


こんなになってもよく頑張ってくれた。



久しぶりに、血沸き肉躍るような強烈なファイトを堪能した。



十分満足したのだが、
なぜか釣り場を離れたくない気持ちが生まれる。

すっかり明るくなってきているので
ボトム付近でのリアクションに期待していると
ググッ!




まちがいなく季節は進んでいるのを確認できた釣行になりました。

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