GET　DREAM！

晩秋から初冬にかけて
イワシやキビナゴなどのベイトが寄るポイント。

今年はいつここが開幕するのか？

10月から時間を見つけては、通い続けていた。
しかし、いつも何も起こらなかった。

今年はダメなのではないか！？
さすがに心が折れかけていた。



日の出頃に満潮を迎える日、
早朝より時間を作って釣行することとした。


さて、今日は何を狙おうか？
天候、風向き、水温を確認しながら可能性を考える。

川か？サーフか？磯場か？堤防か？
シーバスか？フラットか？アオリか？

月が煌々と照らしていることを考えると
イカがいいのか？

しかし・・・。

ヒラメも狙いたい。
ならば、以前６０オーバーを仕留めたあのサーフか。

車を走らせ初めた。




が、


急遽、進路を変更。

（いや、ちがう。これまで通った結果を見届けないと・・・。）

ノーフィッシュ覚悟で車を走らせた。

ポイント到着。

潮はきれいで底まで透けて見える。
こんなに透け潮に月明かりで釣れるのか？
どうもネガティブになってしまう・・・。

ベイトが入っていると
ボイルが出ることが多いのだが
そんな気配は全くない！


やはり、ダメか・・・。

可能性がありそうな場所を移動しながら撃っていく。

そうしているうちに夜が明けてきた。



？？？


今、水面に何かが出たような？
すかさずキャスト。
反応なし！


シュボッ



？？？



ボイルか？それとも、波の音？


キャストしてみる。


ルアーは順調に寄ってくる。

寄ってくる・・・。

寄ってくる・・・。

寄ってくる・・・。

寄って・・・、




ググン！

来な～い！（笑）


ラインを引き出し底へ突っ込む。

何者だ？

根魚か？


すると、ここでエラ洗い！


シーバスだッ！
いたのか！

急に慎重になってしまう。
相手は、反撃に出た！

いきなりラインを一気に引きずり出す！

ロッドを立ててライン角度に気をつけて耐える。

何とか止め、浮かせることに成功した。

ここでビンとテンションが変わる。

フックが一つはずれたか？


時間をかけていたらとれないと判断し
一気に寄せる。

岩の間に寄せてハンドランディング。

次の瞬間、ルアーが外れた。

やっととれた。



満足感がこみ上げてくる。




まだ、腹が張っていないので
ベイトを喰いに入ってきた個体か？

計測すると、


７３ｃｍ。

この時期狙っているランカーサイズではなかったが
これまでかけた時間を思うと
すごく嬉しい。


撮影後、再開する前に
ラインチェック。

異常なし。

リーダーチェック。

異常なし。

ルアーチェック。

異常あり！



フックが折れ、そして伸ばされていた。



この後は反応なし！

これまでのここへの釣行を振り返ってみると、
時合いが関係していたのではないかと思うようになった。

タイミングよく現場にいることが
攻略法なのかもしれない。

確かめるためにまた出かけてこなければ。